精神障害の患者が2人の子供を育てながら生きていくということの難しさ

生きていくことはとても難しいです。どうも、ちゃぴ(@chapilog)です。

今回は『精神障害』と『生きること』という、とても難しくてダークなテーマについてお話していきたいと思います。

少し長くなりますが、この記事を見ているということは、少しでもこのテーマに興味を持って頂けたのだと思いますので、最後まで見て頂けると嬉しいです。

精神障害とは

現代社会において、精神障害患者は増えていると言われていますが、そもそも精神障害とはなんなのでしょうか。

Wikipediaでは以下のように説明されています。

精神障害は、精神や行動における特定の症状を呈することによって、機能的な障害を伴っている状態である。

世界保健機関は、症状と苦痛とを組み合わせた機能不全とし、アメリカ精神医学会によれば著しい苦痛や社会的な機能の低下を伴っているものであり、死別など喪失によるありうる反応や、文化的に許容できる反応は精神障害ではない。

引用元:Wikipedia

『精神病』『精神疾患』などと言われることも多いですが、厳密には『精神病』と『精神障害』は別物です。

例を挙げると、『うつ病』は精神障害ですが、『躁うつ病』は精神病です。

また、『精神疾患』という呼び方は正しい名称ではなく、『精神障害』『精神病』がそれぞれの正しい名称です。

どれも総称して『心の病』とされています。

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私の抱える精神障害

私が最初に精神障害の診断を受けたのは中学1年生の時でした。

家庭環境や友人との関係など様々な原因が複雑に絡み合った結果、『うつ病』と診断されました。

それから約5年間で診断された病名が以下のものです。

  • うつ病
  • パニック障害
  • 社会不安障害
  • 解離性同一性障害
  • PTSD
  • 境界性人格障害

それに伴って、不眠や過呼吸といった症状も現れていました。

最初に精神障害と診断されてから、気付けばもう12年が経ちました。自分の生きてきた時間の半分を精神障害と共に生きてきました。

私の場合は愛情に飢え、人に愛されたいと望むあまりにイイ子を演じ、自分を出せなくなり、それが結果的に精神障害へと繋がりました。

昔、お医者さんから言われた言葉は「あなたは3歳児程度の子供と同じように愛情を求めている」でした。

長女を産んだ経緯

私は18歳の時に妊娠し、19歳の時に未婚で長女を出産しました。いわゆる未婚の母というものになったのです。

当然ですが主治医は、私が出産することに対して大反対でした。

長女の父親にあたる人は、妊娠がわかった時に私の前から姿を消しました。逃げたんです。

それでも自分の中に宿った命を、私は消すことが出来ませんでした。

両親を説得し、病院を変え、役所と相談をして、出産を決めた時には妊娠4ヶ月になっていました。

長女を出産した時のことや、長女への思いに関しては下記の記事に書いてあります。

精神障害を患い、子供を産むことに迷いがなかったわけではありません。

妊娠中には「こんな母親の元に産まれたら不幸になるんじゃないか」と散々悩みました。

結婚、そして2人の子供の母親に

長女を産んだ約4年後、今の旦那と出会いました。

旦那は私の病気や状況を知っても、そばにいたいと言ってくれました。

そして交際が始まってから約1年で妊娠。悩まなかったわけではありません。

1人育てるのもやっとの状態の私が、2人も子供を育てていけるのか。

出産するとなれば、服用している薬も治療も中断しなければいけません。子育てどころか、まともに生活が送れるのか。

そんな私の背中を押してくれたのは、旦那でした。

私は旦那を全面的に信用することが出来ません。旦那だけではなく、人を信用することが出来ないのです。

しかし、人を信じたい気持ちが誰よりも強いです(だから若い頃はしょうもない男によく騙されてきました)。

旦那を信じたい、何よりも愛した人の子供を産みたいと、出産することを決意しました。

そして先日、無事に次女を出産しました。次女を出産したときのお話は以下の記事に。

「生きたい」と「消えたい」

ここからが今回の本題です。

私の中には常に「生きたい気持ち」と「消えたい気持ち」が混在しています。

そして、おそらく健常者の人に比べて「消えたい気持ち」が強く、頻繁に現れます。

子供たちの成長は楽しみです。何か出かける予定があればその日を楽しみにします。でも、私は今日も消えたいと望むのです。

この気持ちは、旦那を始め、健常者の方にはなかなか理解されません。

「子供たちのために生きてあげないといけない」
「死んではいけない」
「母親なんだから強くならないといけない」

言われる意味はわかります。でもその考えが出来ないのです。だから私は『精神障害』という診断を受けたのです。

死にたいのではなく消えたい

子供たちの成長を見たいから「生きたい」
だけど「消えたい」

消えたい理由に決まったものはありません。ただただ、もう生きていくということに疲れてしまったのです。

強いて言うのなら、私という存在を消してしまいたいのです。

私は死にたいわけではありません。ただ、消えたいのです。確かにどちらも結末は同じです。しかし私の中では大きく意味が違います。

これは私の考えですが「死にたい」と本気で思うなら、「生きたい」という感情は湧きません。

だから結末は同じでも「死にたい」と「消えたい」は大きく意味が違うのです。

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迷いながらの子育て

「生きたい、消えたい」という葛藤の中で生活を続けているということは、私にとっては、同じ葛藤の中で子育てをしていることを指します。

「そんな奴が子育てなんてするな」と思われるかも知れません。それでも私は子育てをします。

いつか私が消えてしまうとしても、その日まで自分の元で子育てをしていくつもりです。

「子供がいなければ…」と思うこともあります。綺麗事を言うつもりはありませんから、正直に言います。

これは精神障害だとか、そんなことに関わらず、子供を産んだお母さんたちなら、誰もが多かれ少なかれ感じることです。

しかし私は、人よりそう思ってしまうことが多いのでしょう。

精神障害を持った母

私が精神障害であることで、娘たちには辛い思いをさせてきましたし、おそらくこれからもさせてしまうことがあります。

健常者の母親であれば、味わうことのなかった気持ちもあるんだと思います。

長女について

来年小学生になる長女は、カッターが苦手です。机の上に置いてあるだけでも怖がります。

理由は私にあり、過去に私がカッターで自分を傷付けるところを、長女が見てしまったからだと思います。

私は長女に強いトラウマを与えてしまいました。今はカッターの正しい使い方を教えながら、カッターへの恐怖を取り除いている最中です。

長女は私が普通のお母さんと少し違うことに気付いています。

詳しくはわかっていないと思いますが、薬を飲まないと外出が出来ないことや、家のチャイムの音が怖いこと、どう頑張っても人と会うことが出来ない日があることなど、理解していることも多いです。

体調が悪そうに見えると、私が何も言わなくても私の薬ポーチと飲み物を持ってきてくれます。

数年前までは「どうしたの?」と聞いてきていた腕の傷についても、もうその話題に触れてくることはなくなりました。

子供が出かけたい時に近所の公園にすら連れて行ってあげられない。「こんな母親でごめんね」と何度も泣きました。

それでも長女はニコニコと笑います。こんな私に対して「ママが好き」と笑います。

次女について

次女はまだ生後1ヶ月も経っていませんので、当然まだ何もわかりません。これから先のことも旦那がいる分、長女よりは幾分気持ちも楽でしょう。

しかし、それでもどうしても避けられないことは出てくると思います。旦那がずっと私を見捨てない保証もありません。

それでも私は、しっかりと娘たちと向き合っていかなければいけないのです。

生きられる限りは生きてみる

ここまでこの記事を読んで頂けたのであれば、書きながらも私が悩んでいたことも伝わったかと思います。

「消えたい」と書きながら「生きたい」と思い、「生きたい」と書きながら「消えたい」と思っています。

娘たちと向き合うと言いながら、今も消えたいと思っています。

同じように精神障害を患いながら子育てをしている方、そして、健常者であっても産後の感情の変化についていけず悩んでいる方たちへ伝えたいことがあります。

無理はしないでください。

「子供のために」と思うのは確かに良いことです。でもあなたの人生はあなたのものであって、子供のものではありません。

気持ちが辛くて泣いている子供と向き合うことが出来なくて、子供が小一時間泣きっぱなしなことがあっても、子供は大丈夫です。

ぐちゃぐちゃな気持ちのまま向き合って、余計に辛くなるくらいなら、一度落ち着いて、自分の感情を整理してからでも大丈夫ですから。

私は幼少期から「イイ子」でいることを心がけていました。だから子供を産んでからも「良い母」でいなければいけないと思っていました。

しかしそれが原因で精神障害になり、母になってからは、それが悪化することとなりました。

こんなことを書きながらも、私は「良い母」でいようとします。また無理をします。私は今はもう、この生き方しか出来なくなってしまったからです。

だから、同じ思いをする人が一人でも減ってくれますように。無理をしないで下さい。頑張りすぎないで下さい。

私は「生きたい気持ち」と「消えたい気持ち」の中で、葛藤しながらこれからも生きていきます。生きられる限りは生きていきます。

こんな風にならないように、私のようにならないように、どうか、肩の力を抜ける内に抜いて下さい。

そして、私のように葛藤の中で生きることしか出来なくなってしまった方は、生きられる内は生きてみましょう。

自分の人生は自分だけのものです。他の誰に決められるものでもありません。

「消えたい」と思っても良いんです。人より生きることが難しいなら、人より時間をかけて大きく深呼吸して、生きてみましょう。

私はこれからも迷い、悩みながら、生きられる限りは生きてみようと思います。

おしまい。

ABOUTこの記事をかいた人

ちゃぴ

平成2年生まれ、小1と1歳の女の子のママ。2017年1月に3人目を出産予定。境界性人格障害など複数の精神障害を抱えながら元気に生きているただのゲーム好き。好きなゲームはポケモン・モンハン・ドラクエなど。
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2 件のコメント

  • 私は41、嫁42、娘5才
    私は18から今まで精神病
    嫁は24ぐらいから今まで精神病
    私が働かなくてはもちろん先は無いです

    もう心も善悪も無いです
    無い状況の事が多いです

    稼がなくてはならない

    子供の世話
    嫁のサポート

    マイホームローン

    相当神経図太くなりました

    大変過ぎて笑ってしまいます

    それも通り過ぎてしまってます

    でも生きてます

    笑う時はよく笑います

    苦しい時は、その日その日を乗り越えるのがやっとです

    責任感 もちろんありますが
    その為にも 手を抜きます

    逃げながら闘います

    また、健常者の方々には負けません
    何が何でも勝ちます

    仲良くもします

    障害者、健常者、個性でしかないのかな

    けれど障害者はハンデあります

    ハングリー精神必要ですね

    まぁ健常者の方が、もしいきなり薬飲みながら
    やってみろと やってみて
    はじめて、我々の気持ちわかります
    心折れて負けます

    しょうがないのですが

    負ける気しません、甘えてます

    対立するわけでも無いですが

    病気として闘い続けて来た
    ハングリー精神は
    まともでは無い程のものです

    お子様育てること辛い、消えたい気持ち
    誰よりもわかります

    今精一杯生きている事が素晴らしいと思いました

    今後もいつまでも続くでしょう
    苦痛のエンドレスです

    笑っちゃいませんか?

    泣いちゃいますね

    私は誰よりも貴方の気持ちわかります
    たぶん

    だから大丈夫ですよ

    病気でないのが幸せでもない
    病気だから不幸でもない

    病気ライフ楽しみましょう

    普通の人では味わえない人生大切に

    苦しみが貴重な体験

    その分、後で 結構後で

    幸せ降ってかえってきますよ

    励みになりました
    貴重な体験
    ありがとうございました。

  • 私は41、嫁42、娘5才
    私は18から今まで精神病
    嫁は24ぐらいから今まで精神病
    私が働かなくてはもちろん先は無いです

    もう心も善悪も無いです
    無い状況の事が多いです

    金がなくてはならない

    子供の世話
    嫁のサポート

    マイホームローン

    相当神経図太くなりました

    大変過ぎて笑ってしまいます

    それも通り過ぎてしまってます

    でも生きてます

    笑う時はよく笑います

    苦しい時は、その日その日を乗り越えるのがやっとです

    責任感 もちろんありますが
    その為にも 手を抜きます

    逃げながら闘います

    また、健常者の方々には負けません
    何が何でも勝ちます

    仲良くもします

    障害者、健常者、個性でしかないのかな

    けれど障害者はハンデあります

    ハングリー精神必要ですね

    まぁ健常者の方が、もしいきなり薬飲みながら
    やってみろと やってみて
    はじめて、我々の気持ちわかります
    心折れて負けます

    しょうがないのですが

    負ける気しません、甘えてます

    対立するわけでも無いですが

    病気として闘い続けて来た
    ハングリー精神は
    まともでは無い程のものです

    お子様育てること辛い、消えたい気持ち
    誰よりもわかります

    今精一杯生きている事が素晴らしいと思いました

    今後もいつまでも続くでしょう
    苦痛のエンドレスです

    笑っちゃいませんか?

    泣いちゃいますね

    私は誰よりも貴方の気持ちわかります
    たぶん

    だから大丈夫ですよ

    病気でないのが幸せでもない
    病気だから不幸でもない

    病気ライフ楽しみましょう

    普通の人では味わえない人生大切に

    苦しみが貴重な体験

    その分、後で 結構後で

    幸せ降ってかえってきますよ

    励みになりました
    貴重な体験
    ありがとうございました。

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